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静嘉堂文庫美術館

世田谷区 美術館
国宝7点・重要文化財83点を含む、約20万冊の古典籍と5000点の東洋古美術品を収蔵
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施設名 静嘉堂文庫美術館
所在地 東京都世田谷区岡本2-23-1
電話番号 TEL:03-3700-0007
URL 静嘉堂文庫美術館
紹介 ●静嘉堂文庫
 三菱グループの所有地にある。正式名称は「国立国会図書館支部静嘉堂文庫」という。明治38年の英国ケンブリッジ大学卒業記念写真がある。数えで27歳の青年岩崎小弥太は、長身の異邦人と並んでも、少しも遜色のない偉丈夫だ。三菱グループの創業者岩崎弥太郎を伯父に持ち、4代目社長を引き継いだ小弥太は、身長180cm、体重130kgと、当時では日本人離れの体躯だった。父の弥之助は弥太郎の弟で2代目社長だが小弥太も三菱重工業の創設や東京駅前の丸ビル建設の決断などグループ総帥としての見識を示し、「大社長(おおしゃちょう)」と呼ばれたそうだ。
 小弥太は東西の文化にも深い関心を持ち、静嘉堂文庫には、弥助・小弥太の父子2代に亘って収集した和漢の貴重な古書20万点が収蔵されている。和書については青木信寅・中村宇吉・鈴木真年・宮島藤吉・田中頼庸・山田以文・色川三中・高橋残夢の蔵書を、漢書については中村宇吉・宮島藤吉・楢原陳政・小越幸介・竹添光鴻・島田重礼の蔵書を購い、清国の陸心源の夥しい蔵書を合わせたものが収蔵品の大半だ。
 静嘉堂の名は、弥之助が『詩経』の「邊豆静嘉」(祭祀の神器は清らかで美しい)の詩句から命名した書斎の名で、小弥太は明治43年多摩川を望む閑雅な岡本の地に父の霊廟を建てた。鹿鳴館などで有名な建築家ジョサイア・コンドルの設計で、銅版葺の丸屋根を持つ高さ10mもの堂々たる石造建築だ。大正13年には、さらに収蔵する文化財が災禍を受けないように、霊廟の近くに文庫を建てた。同時に自分の書斎を文庫内に設け、『大漢和辞典』の編纂で知られる諸橋轍次博士に依頼して古典の講義を聞くのを楽しみとした。これが静嘉堂文庫で、コンドルの高弟桜井小太郎が設計した焦茶色煉瓦の英国風2階建て洋館。閲覧は日曜・祝日・年末年始の休暇以外の毎日で8時40分~16時半までで、初めての人は然るべき人の紹介者が必要だとのこと。

●静嘉堂文庫美術館
 平成4年に収蔵品を一般公開するために建てた。世界に3点しか残ってないという「曜変天目(ようへんてんもく)茶碗」「俵屋宗達筆・源氏物語関屋及び澪標屏風」「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵詞」「伝馬遠筆風雨山水図」「和漢朗詠集太田切」「因陀羅筆楚石梵琦題詩・禅機図断簡智常禅師図」「趙子昴筆与中峰明本尺牘」「銘包永の太刀」 などの国宝をゆっくり鑑賞することができる
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